交換留学(派遣校留学)を目指す人がするべきこと

今回は交換留学目指す方のために「そもそも交換留学とは」「メリット、デメリットは」「何をすればいいの」などよく抱きやすい疑問を解決していきたいと思います。

1,そもそも交換留学って何?

大学や高校などの教育機関同士が提携(協定)を結び、一定期間、学生を相互に派遣・受け入れする留学制度のことです。多くの場合、在籍している学校に在学したまま海外の大学へ留学する形になります。

交換留学の最大の特徴は、留学先の授業料を支払わずに留学できるケースが多い点です。授業料は原則として、所属している大学に通常通り納め、留学先では免除される仕組みが一般的です。

2, 交換留学のメリットは?

大幅な学費の免除が受けられる

交換留学最大のメリットは前述したとおり、留学先の学費が全額免除されるケースが多いということです。所属している教育機関は、自分達がグローバル化に追いついていることを対外にアピールするために、こういった措置をとり、学生達に留学を促進しているのでしょう。私自身も、交換留学の制度を利用しましたが、留学にかかった費用は、生活費、移動費のみでした。

②信用のある教育機関にのみ派遣される

また、日本の教育機関が正式に提携している海外の教育機関に派遣されることになるため、信用や実績のある教育機関にほぼ確実に行くことが出来ます。

事前準備が必要なため、留学自体が失敗しにくい

そして、交換留学には、事前に英語のテスト(日本で受けられるもの)スコアを要求されることが多いため、現地についてから、英語の初歩から学ぶ必要がなく、すぐに実践的な英語での学習や、日々のコミュニケーションに勤しむことが出来ます。「留学には行ったが、結局文法だけ学んで終わった。」「英語が何もわからず、英語力が伸びることがなかった」など、他の留学形式で行った方が経験しやすい問題が圧倒的に起こりづらいです。

単位取得が可能である

最後に、海外での学習がしっかり日本の教育機関の単位に互換されるということがあります。休学や留年をする必要がないだけではなく、成績証明書にも記載されるため、就活の際に、留学経験を強くアピールすることが出来ます。

3, 交換留学のデメリットは?

交換留学、派遣校留学のある教育機関属する必要がある

交換留学は誰でもできるものではなく、日本のその制度を持っている教育機関に属する必要があるため、他の留学方法に比べて、裾野が狭いです。皆さんが、もし交換留学を志すなら、まずそういった教育機関を探し、属さなければなりません。

大きな責任が伴う

また、交換留学は、属する大学の代表として留学をするため、簡単にやめたり、勉強をせずに遊びまくるといったことが許されません。教育機関によっては罰則を与えられるケースがあります。

留学要件があり、少しハードルが高い

そして、交換留学には、必ず留学要件なるものがあり、基本的に、日本の教育機関での学業成績と英語資格のスコアが求められます。学内での選抜があるケースもほとんどなので心理的なハードルは高くなりやすいです。

4,交換留学するためのフォーステップ

①交換留学制度を持つ教育機関に入り、募集要項を確認する

交換留学を目指す場合、まず重要なのは交換留学制度を持つ教育機関に在籍していることです。交換留学は、大学や高校同士の協定に基づいて実施されるため、どの教育機関でも自由に参加できるわけではありません。

在籍している学校がどの国・どの大学と協定を結んでいるかは、国際交流課(留学担当部署)の公式ページや募集案内で確認できます。ここには、派遣先大学の一覧だけでなく、留学期間、募集人数、応募条件などが明記されています。

特に確認すべきなのが募集要項です。募集要項には、以下のような重要情報が含まれています。

  • 応募可能な学年・学部
  • 成績基準(GPAなど)
  • 語学要件(TOEIC・TOEFL・IELTS等)
  • 留学期間
  • 単位認定の方針
  • 応募締切日と選考方法

これらは学校や年度によって変更されることがあるため、最新年度の募集要項を必ず確認することが重要です。また、不明点がある場合は、早めに国際交流課へ相談することで、応募条件の誤解や準備不足を防ぐことができます。

②要件を満たすための学習をする

交換留学に応募するためには、募集要項に記載された語学力や成績などの条件を満たす必要があります。これらの条件は、派遣先大学の授業を問題なく受講できるかを判断するために設定されています。

語学力については、TOEFL、IELTS、TOEICなどのスコア提出を求められることが一般的です。必要な試験の種類や基準点は留学先や大学によって異なるため、自分が志望するプログラムでどの試験が認められているかを事前に確認しましょう。また、スコアには有効期限がある場合もあるため、受験時期にも注意が必要です。

成績面では、GPA(成績評価平均)による基準が設けられていることが多く、一定以上の学業成績が求められます。交換留学は学内選考が行われるため、条件を満たしていても成績が高いほど有利になるケースがあります。

これらの条件を満たすためには、早い段階から計画的に準備を進めることが重要です。語学試験の勉強と日々の授業の両立を意識し、必要であれば模試や対策講座を活用するのも一つの方法です。

③志望理由書・推薦書などの出願書類を準備する

交換留学の応募では、語学力や成績に加えて、志望理由書や推薦書などの出願書類の提出が求められることが一般的です。これらの書類は、留学への目的意識や学習計画を評価するための重要な材料となります。

志望理由書では、なぜ交換留学を希望するのか、なぜその国・大学を選んだのかを具体的に説明する必要があります。また、留学先で何を学び、それを将来どのように活かしたいのかを、自分の専攻や関心分野と結びつけて書くことが求められます。

推薦書は、指導教員やゼミ担当教員などが作成するケースが多く、学業への姿勢や適性を第三者の視点から評価するものです。推薦書が必要な場合は、依頼から作成までに時間がかかることがあるため、締切直前ではなく、余裕を持って依頼することが重要です。

出願書類には、所定の様式や文字数制限、提出方法(オンライン・紙提出など)が定められている場合があります。記入漏れや形式不備があると選考対象外になることもあるため、募集要項をよく確認し、提出前に必ず内容を見直すことが大切です。

④学内選考・面接に備える

交換留学の応募後は、多くの場合、学内選考や面接が実施されます。これは、成績や語学力だけでなく、留学に対する目的意識や適性を総合的に判断するためのものです。

学内選考では、提出した志望理由書や成績、語学スコアをもとに評価が行われます。そのため、書類内容と面接での回答に一貫性を持たせることが重要です。

面接では、以下のような質問がされることが一般的です。

  • なぜ交換留学を希望したのか
  • なぜその国・大学を選んだのか
  • 留学中に何を学びたいのか
  • 語学力や生活面での不安とその対策
  • 留学経験を将来どのように活かしたいか

質問は日本語で行われる場合もあれば、英語で実施されるケースもあります。募集要項に面接言語が記載されていることが多いため、事前に確認しておきましょう。

面接に備えるためには、志望理由を簡潔に説明できるよう整理し、想定質問への回答を準備しておくことが効果的です。また、留学先大学の特徴やカリキュラムについて調べておくと、具体性のある回答につながります。

まとめ:交換留学までの基本ステップ

  1. 交換留学制度を持つ教育機関に入り、募集要項を確認する
  2. 語学力・成績など応募条件を満たす準備をする
  3. 志望理由書・推薦書などの出願書類を準備する
  4. 学内選考・面接に備える

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